バッテリー電極スラリーのゼータ電位および分布の評価
本アプリケーションノートでは、NMP溶媒中に分散されたバッテリー電極スラリーのゼータ電位を測定・解析した事例をご紹介します。BeNanoシリーズを用いて4種類のスラリー試料を測定した結果、すべての試料がマイナスのゼータ電位を示し、約±50 mV前後の高い安定性を確認しました。 この研究により、電極材料の分散安定性を評価する上でゼータ電位が極めて重要な指標であることが再認識され、電池製造プロセスの最適化に向けたヒントが得られました。
使用装置
BeNanoシリーズ
産業分野
電池とエネルギー
対象試料
NMP中に分散したバッテリー電極スラリー(4種)
測定項目
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コーヒーフレッシュの「ゼータ電位」とは?〜BeNano 90 Zetaを使った測定事例〜
粉末状のコーヒーフレッシュ(クリーミングパウダー)がコーヒーにしっかり溶けて、なめらかな口当たりを生むには、目に見えない「粒子の表面電荷」が深く関係しています。その指標となるのが「ゼータ電位(Zeta Potential)」です。
ゼータ電位とは、液体中に分散している微粒子が持つ表面の電気的な性質を示す値で、粒子が安定して分散できるかどうかを知るうえでとても重要です。
この測定には、BeNano 90 Zetaが使われました。
粒子の動きを光でとらえて、ゼータ電位をすばやく・正確に測定することができます。
今回の測定では、pHの違いによってコーヒーフレッシュのゼータ電位がどう変わるのかを...
モノクローナル抗体修飾ラテックス粒子の粒径および粒度分布評価
免疫診断分野において、高感度で特異性の高い検出系を構築するには、モノクローナル抗体修飾ラテックス粒子の粒径管理が重要です。本アプリケーションノートでは、BeNano 90を用いて、ポリスチレン製ラテックス粒子のサイズおよび分布を評価した事例をご紹介します。
BeNano 90は、高精度かつ再現性のある測定が可能であり、免疫診断用試薬の製造プロセス管理や品質評価における強力なソリューションとなります。
製品情報
BeNano シリーズ ナノ粒子サイズ・ゼータ電位測定装置
測定技術:動的光散乱法(Dynamic Light Scattering, DLS)
測定範囲:0.3 nm ~ ...