高濃度顔料サンプルにおけるDLS法による粒子径測定
本アプリケーションノートでは、赤および黄色の高濃度顔料サンプルを対象に、BeNano 90 Zeta に搭載された動的光散乱(DLS)技術を用いて粒子径評価を行いました。
高濃度・低透過率という測定困難な条件下においても、専用キャピラリ型セルを使用することで、信頼性の高いデータを取得することが可能です。これにより、顔料分散の安定性評価や製品品質管理における高精度な粒子径測定が実現できます。
使用機種: BeNanoシリーズ(BeNano 90 Zeta)
適用分野: 塗料、インク、顔料、コーティング剤 など
サンプル: 高濃度顔料分散液(赤・黄)
測定対象: 粒子径
測定技術: 動的光散乱...
医薬品粉体におけるタップ密度測定の標準化手法
タップ密度は、粉体の圧縮度や流動性を評価する上で重要な物性のひとつです。医薬品の製剤設計においては、QbD(Quality by Design)やGMP(適正製造基準)の観点からも、再現性のある測定が求められています。本アプリケーションノートでは、USPおよびPh. Eur.に準拠した「BeDensi T Pro シリーズ」を用いて、ラクトース、マンニトール、微結晶セルロースの標準化されたタップ密度試験を実施しました。
使用装置: BeDensi T Pro シリーズ
対象試料: 医薬品用賦形剤(ラクトース、マンニトール、微結晶セルロース)
測定項目: タップ密度・粉体特性
測定技術: 粉体...
BSA溶液の粒子径・ゼータ電位・分子量測定および安定性評価
BeNano 90 Zetaは、動的光散乱(DLS)法を用いてナノ粒子の粒子径を高精度に測定できる装置です。本アプリケーションでは、代表的なタンパク質であるウシ血清アルブミン(BSA)を試料とし、異なる分散媒中における粒子径の変化を評価しました。
測定の結果、分散媒の種類により粒子径に明確な傾向が見られ、DLS法が分散状態や粒子の凝集傾向を敏感に捉えることが確認されました。また、BeNanoシリーズは高い再現性と安定性を兼ね備えており、生体分子の分散評価や処方開発において有用な情報を提供します。
さらに本測定では、得られた粒子径情報をもとに、溶液中のタンパク質の安定性評価にも応用可能である...