熱感受性を有するBSA溶液のレオロジー特性評価
本アプリケーションノートでは、BeNano 180 Zeta を用いて、ウシ血清アルブミン(BSA)溶液の温度依存性レオロジー挙動を評価した事例をご紹介します。測定には動的光散乱マイクロレオロジー(DLS Microrheology)技術を用いており、トレーサー粒子の平均二乗変位(MSD)から、非接触で高感度な粘弾性評価を実現します。測定の結果、温度の上昇に伴いBSAが凝集し、溶液の粘弾性が増加することが確認されました。この技術は、温度変化に敏感なサンプルのレオロジー挙動を把握するのに非常に有効です。
使用製品
BeNanoシリーズ
ナノ粒子の粒径・ゼータ電位・粘弾性を評価可能な高性能分析装...
BSA溶液の粒子径・ゼータ電位・分子量測定および安定性評価
BeNano 90 Zetaは、動的光散乱(DLS)法を用いてナノ粒子の粒子径を高精度に測定できる装置です。本アプリケーションでは、代表的なタンパク質であるウシ血清アルブミン(BSA)を試料とし、異なる分散媒中における粒子径の変化を評価しました。
測定の結果、分散媒の種類により粒子径に明確な傾向が見られ、DLS法が分散状態や粒子の凝集傾向を敏感に捉えることが確認されました。また、BeNanoシリーズは高い再現性と安定性を兼ね備えており、生体分子の分散評価や処方開発において有用な情報を提供します。
さらに本測定では、得られた粒子径情報をもとに、溶液中のタンパク質の安定性評価にも応用可能である...
脂肪エマルションのゼータ電位測定
BeNano 180 Zeta の電気泳動光散乱法(ELS)を用い、高濃度脂肪エマルション懸濁液のゼータ電位測定を実施しました。革新的な光学設計と短光路の折り曲げ型キャピラリーセルにより、高濃度試料でも安定かつ高感度な測定が可能であることが実証されました。また、本研究では「高濃度のまま測定したゼータ電位値は、真の値を正確に反映しない可能性がある」ことも示されており、適切な希釈操作の重要性が強調されています。特に未知の水系サンプルについては、濃度滴定実験を通じて最適な測定濃度範囲を特定することが推奨されます。
製品情報
BeNanoシリーズ(BeNano 180 Zeta)
測定技術:電気...