大豆飲料の均質化工程における粒子径評価 ~粒子径・粒子形状測定による味・安定性の向上~
大豆飲料(豆乳)の味わいと安定性を高めるために欠かせないのが均質化処理(ホモジナイゼーション)です。この工程では、強いせん断力をかけて、脂肪球やタンパク質の凝集体を微細化し、液体の均一性を向上させます。
ベタサイズ社では、Bettersizer S3 PlusおよびBeVision S1を組み合わせて、豆乳の粒子径と粒子形状を詳細に評価できます。これにより、脂肪の浮上やタンパク質の沈降を抑えた、より滑らかで高品質な製品づくりを実現します。
使用製品
Bettersizer S3 Plus・測定技術:レーザー回折法+動的画像解析・粒子径測定範囲:0.01~3,500μm(レーザー)/...
医薬品粉体におけるタップ密度測定の標準化手法
タップ密度は、粉体の圧縮度や流動性を評価する上で重要な物性のひとつです。医薬品の製剤設計においては、QbD(Quality by Design)やGMP(適正製造基準)の観点からも、再現性のある測定が求められています。本アプリケーションノートでは、USPおよびPh. Eur.に準拠した「BeDensi T Pro シリーズ」を用いて、ラクトース、マンニトール、微結晶セルロースの標準化されたタップ密度試験を実施しました。
使用装置: BeDensi T Pro シリーズ
対象試料: 医薬品用賦形剤(ラクトース、マンニトール、微結晶セルロース)
測定項目: タップ密度・粉体特性
測定技術: 粉体...
粉体塗料の粒子径および粒子形状解析
粉体塗料の製造において、粒子径は塗布性能や最終製品の品質に直結する重要な物性です。本アプリケーションノートでは、複数の粉体塗料サンプルを対象に、レーザー回折法および動的画像解析法により粒子径および粒子形状の評価を実施しました。
従来のふるい分けや沈降法に代わり、操作性に優れ、短時間で高い再現性をもって測定できるこれらの手法は、粉体塗料の品質管理や開発において有効なツールとなります。
使用装置:
Bettersizer 2600
Bettersizer S3 Plus
産業分野:
塗料、インキ、顔料、コーティング
測定試料:
粉体塗料(Powder Coatings...