ガス置換法による固形分の簡便かつ高効率な測定
スラリーにおける固形分(Solid Content)は、製品性能や安定性に直結する重要な物性値です。本アプリケーションノートでは、ガス置換法を用いたシンプルかつ高精度な固形分測定手法をご紹介します。BetterPyc 380 全自動ガスピクノメーターを活用することで、異なる固形分を持つスラリーの密度測定を通じて、迅速に固形分を算出できます。従来手法に比べて前処理の手間が少なく、再現性の高い測定が可能です。
製品
BetterPyc 380全自動ガスピクノメーター
スラリー試料にも対応したガス置換法による密度測定
簡便な操作で、繰り返し測定においても高い再現性
固形分の管理、製品品質のばらつ...
医薬錠剤用粉体の流動性評価方法
錠剤化(打錠)は、固形製剤における代表的な製造技術です。その中で、原料粉体の流動性・充填性・圧縮性は、混合や搬送などの工程に影響を与えるだけでなく、錠剤の重量均一性や含量均一性といった品質指標にも大きく関与します。
本アプリケーションノートでは、粉体の流動性と充填性を評価するために、以下の物性パラメータに基づく測定を行いました。
安息角(Angle of Repose)
圧縮度(Compression Ratio)
ハウスナー比(Hausner Ratio)
これらの指標により、製剤設計や工程管理における粉体特性の把握が可能となります。
使用装置
PowderPro...
レーザー回折法によるラクトース粉末の粒子径分析手法の確立
ラクトース(乳糖)は、錠剤製造における最も代表的な賦形剤のひとつです。USP(米国薬局方)では、レーザー回折法による原材料の粒子径測定に関して、装置の構造や測定原理、乾式・湿式分散法の具体的な手順、測定時に影響を及ぼす要因などについて詳細に規定されています。
一方で、特定のラクトース粉末を測定する際に、どのような分散圧を選定すべきか、また乾式と湿式のいずれを適用するべきかといった具体的なガイダンスは明示されていません。
本アプリケーションノートでは、USPおよびISO 13320に準拠した測定条件のもと、ラクトース粉末の粒子径分布を高精度かつ再現性よく評価するための測定手法の確立を目的に、...