ガス置換法による固形分の簡便かつ高効率な測定
スラリーにおける固形分(Solid Content)は、製品性能や安定性に直結する重要な物性値です。本アプリケーションノートでは、ガス置換法を用いたシンプルかつ高精度な固形分測定手法をご紹介します。BetterPyc 380 全自動ガスピクノメーターを活用することで、異なる固形分を持つスラリーの密度測定を通じて、迅速に固形分を算出できます。従来手法に比べて前処理の手間が少なく、再現性の高い測定が可能です。
製品
BetterPyc 380全自動ガスピクノメーター
スラリー試料にも対応したガス置換法による密度測定
簡便な操作で、繰り返し測定においても高い再現性
固形分の管理、製品品質のばらつ...
レーザー回折法と動的画像解析の融合による研磨材の特性評価向上
粒径だけで研磨材の均一性を保証することは難しく、研磨材業界では粒子の形状も重要な品質管理項目として認識されています。Bettersizer S3 Plusは、レーザー回折法と動的画像解析を組み合わせることで、粒径と形状を同時に測定し、従来のレーザー回折装置以上の詳細な情報を提供いたします。
使用機種:Bettersizer S3 Plus
業界:研磨材
測定対象:コランダム
測定項目:粒径・粒子形状
測定技術:レーザー回折法、動的画像解析
目次
はじめに
研磨材の特性
測定技術の概要
粒径と形状の包括的評価
微細粉末中の過大粒子検出
まとめ
はじめに
研磨材と...
レーザー回折法によるSi/C複合負極材料の粒子径分布解析
次世代のリチウムイオン電池において、シリコン/カーボン(Si/C)複合負極は、その高い理論容量から大きな注目を集めています。本アプリケーションノートでは、エネルギー密度の最大化を目的とし、Si/C負極材料のタップ密度や比表面積に大きな影響を与える粒子径分布を評価します。Bettersizer 2600とBT-80N耐腐食型湿式分散ユニットを組み合わせることで、有機溶剤中における高精度かつ高再現性の粒子径測定が可能です。
測定装置
Bettersizer 2600(レーザー回折式粒子径分布測定装置)
産業分野
電池材料
サンプル
Si/C複合負極材(リチウムイオン電池用)
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