医薬品粉体におけるタップ密度測定の標準化手法
タップ密度は、粉体の圧縮度や流動性を評価する上で重要な物性のひとつです。医薬品の製剤設計においては、QbD(Quality by Design)やGMP(適正製造基準)の観点からも、再現性のある測定が求められています。本アプリケーションノートでは、USPおよびPh. Eur.に準拠した「BeDensi T Pro シリーズ」を用いて、ラクトース、マンニトール、微結晶セルロースの標準化されたタップ密度試験を実施しました。
使用装置: BeDensi T Pro シリーズ
対象試料: 医薬品用賦形剤(ラクトース、マンニトール、微結晶セルロース)
測定項目: タップ密度・粉体特性
測定技術: 粉体...
ガス置換法による硬質プラスチックフォームの気孔率測定
フォーム材料の選定に不可欠な「気孔率」の正確な把握へ
本資料では、硬質プラスチックフォームにおける開放気孔率(Open Cell Content)の測定に関する手法を解説しています。
使用した装置は、ASTM D6226 準拠の全自動ガスピクノメーター「BetterPyc 380」です。
本装置により、再現性の高い信頼性ある結果を迅速かつ効率的に取得でき、フォーム製品の物性評価および用途に応じた最適な材料選定に大きく貢献します。
測定対象と技術概要
製品名:BetterPyc 380
測定対象:硬質プラスチックフォーム(例:発泡ポリスチレン、発泡ポリウレタン など)
業界:樹脂...
温度とカカオが変えるチョコレートの真密度~ビターからスイートへ、そして温かいから冷たいへ~
チョコレートの製造および品質管理において、真密度の正確な評価は、製品の口当たり・食感・保管安定性に密接に関わる重要な指標です。本研究では、異なるカカオ含有率のチョコレートにおける温度変化(高温〜低温)に伴う密度変動の傾向を明らかにしました。
このような変化は、製品開発や工程制御において見過ごせない現象であり、BetterPyc 380 はその詳細な定量評価を可能にします。
特長と測定結果の考察:
温度と密度の関係:チョコレートが溶融状態になると、固体状態に比べて密度が低下します。
カカオ含有率と密度:カカオの割合が高くなるほど、密度は低くなる傾向が見られ、これが「ビターで軽い口当た...