レーザー回折法による炭酸カルシウム粉体の粒度分布測定
炭酸カルシウム粉体は、用途に応じて異なる粒度分布が求められるため、粒度管理は品質保証における重要な工程です。
本アプリケーションノートでは、3種類の炭酸カルシウム粉体について、レーザー回折法を用いて粒度分布を測定しました。得られ代表粒径(D10, D50, D90)および分布曲線を比較することで、粉砕プロセスの品質と安定性の評価に活用できることを示しています。
測定概要
使用装置:Bettersizer ST
業界:鉱業・鉱物
試料:炭酸カルシウム
測定項目:粒子径分布
測定技術:レーザー回折法
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共重合ラテックスサンプルの粒径およびゼータ電位の評価
本アプリケーションノートでは、BeNano 90 Zeta を使用し、2種類のスチレン-ブタジエン共重合体ラテックスの粒径とゼータ電位を測定しました。その結果、いずれのサンプルもサイズ分布が狭く(モノ分散系)、かつゼータ電位が高いことから、凝集しにくい安定した分散系であることが明らかになりました。
測定装置
BeNano シリーズナノ粒子サイズ・ゼータ電位測定装置
測定方式: ・動的光散乱法(DLS)による粒径測定 ・電気泳動光散乱法(ELS)によるゼータ電位測定
高感度検出に対応
微量サンプルでも高精度な測定が可能
測定対象
スチレン-ブタジエン系 共重合ラテックス(...
異なるpHにおける磁性微小球のサイズとゼータ電位の温度変化のモニタリング
磁性微小球は、磁性無機粒子と有機ポリマーを組み合わせて形成される複合微小球です。このアプリケーションノートでは、BeNano 90 Zetaを使用して、磁性微小球サンプルのサイズとゼータ電位を測定しました。この研究では、様々なpHレベル(3、6、...