ウシ血清アルブミンのゼータ電位測定における BeNano 90 Zeta の活用
本アプリケーションノートでは、BeNano 90 Zetaを用いて、低分子タンパク質であるウシ血清アルブミン(BSA)の水溶液中における粒子径およびゼータ電位を測定した事例を紹介します。
BeNano 90 Zetaは、タンパク質やナノ粒子などのナノスケール材料の粒子径分布およびゼータ電位の評価に適しており、製薬分野における研究開発や品質管理に貢献する強力なツールです。
■ 製品情報
使用機種: BeNanoシリーズ(BeNano 90 Zeta)分析技術: 動的光散乱法(DLS)、電気泳動光散乱法(ELS)測定対象: 粒子径、ゼータ電位
■ 対象業界
製薬
■ 試料
ウシ血清アルブミ...
熱感受性を有するBSA溶液のレオロジー特性評価
本アプリケーションノートでは、BeNano 180 Zeta を用いて、ウシ血清アルブミン(BSA)溶液の温度依存性レオロジー挙動を評価した事例をご紹介します。測定には動的光散乱マイクロレオロジー(DLS Microrheology)技術を用いており、トレーサー粒子の平均二乗変位(MSD)から、非接触で高感度な粘弾性評価を実現します。測定の結果、温度の上昇に伴いBSAが凝集し、溶液の粘弾性が増加することが確認されました。この技術は、温度変化に敏感なサンプルのレオロジー挙動を把握するのに非常に有効です。
使用製品
BeNanoシリーズ
ナノ粒子の粒径・ゼータ電位・粘弾性を評価可能な高性能分析装...
レーザー回折法による炭酸カルシウム粉体の粒度分布測定
炭酸カルシウム粉体は、用途に応じて異なる粒度分布が求められるため、粒度管理は品質保証における重要な工程です。
本アプリケーションノートでは、3種類の炭酸カルシウム粉体について、レーザー回折法を用いて粒度分布を測定しました。得られ代表粒径(D10, D50, D90)および分布曲線を比較することで、粉砕プロセスの品質と安定性の評価に活用できることを示しています。
測定概要
使用装置:Bettersizer ST
業界:鉱業・鉱物
試料:炭酸カルシウム
測定項目:粒子径分布
測定技術:レーザー回折法
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