モノクローナル抗体修飾ラテックス粒子の粒径および粒度分布評価
免疫診断分野において、高感度で特異性の高い検出系を構築するには、モノクローナル抗体修飾ラテックス粒子の粒径管理が重要です。本アプリケーションノートでは、BeNano 90を用いて、ポリスチレン製ラテックス粒子のサイズおよび分布を評価した事例をご紹介します。
BeNano 90は、高精度かつ再現性のある測定が可能であり、免疫診断用試薬の製造プロセス管理や品質評価における強力なソリューションとなります。
製品情報
BeNano シリーズ ナノ粒子サイズ・ゼータ電位測定装置
測定技術:動的光散乱法(Dynamic Light Scattering, DLS)
測定範囲:0.3 nm ~ ...
土壌・地質試料における粒子径・形状分析の新技術
堆積物の粒子径分布は、風や水といった輸送媒体、輸送のメカニズム(浮遊・転がりなど)、および堆積環境の影響を大きく受けます。そのため、堆積物の粒子径を解析することで、堆積環境の変遷や成因を推定する重要な手がかりとなります。
特に近年では、画像解析技術の発展により、従来のふるい法や比重分離法では得られなかった粒子の形状情報(アスペクト比・円形度など)まで含めた多角的な評価が可能となってきました。
画像解析式粒子径分布測定装置 BeVision D2 は、以下の特徴を備えており、土壌・堆積物・地質試料の高度な分析に対応します。
粒子径分布(サイズ)の測定
粒子形状(アスペクト比、円形度など...
顔料製品におけるレーザー粒子径測定装置の応用
顔料製品においては、粒子径とその分布が発色性、分散性、製品安定性に大きな影響を与えるため、品質管理上きわめて重要な物性指標です。特に、粗大粒子の混入は色味にムラを生じさせる要因となり、保管中の粒子凝集は分散性や再現性を低下させる恐れがあります。
Bettersizer 2600は、顔料製造プロセスや製品保管時における粒子径および粒度分布のリアルタイム監視を可能にし、広い測定レンジと高解像度によって、すべてのバッチで安定した品質管理を実現します。
測定装置
Bettersizer 2600 レーザー回折式粒子径分布測定装置
業種分野
塗料・インキ・顔料・コーティング材関連
試料
ビスマ...