温度応答性PNIPAmハイドロゲルの粒子径およびゼータ電位評価
温度感応性ハイドロゲル(PNIPAm:ポリN-イソプロピルアクリルアミド)は、特定の温度範囲で物理的性質が大きく変化する高機能材料です。本アプリケーションノートでは、BeNanoシリーズ の温度制御機能を活用し、温度変化に応じた粒子径およびゼータ電位の自動測定を実施しました。
PNIPAm試料は、温度上昇に伴い凝集や粒径変化を示し、文献報告と同様の挙動を確認することができました。BeNanoの温度トレンド測定機能は、このような熱感応性材料の特性評価において、高い再現性と測定効率を実現します。
使用製品
BeNanoシリーズ ナノ粒子評価のための統合型測定システム
測定対象:粒子径・ゼータ...
単糖類分子の粒子径および粒径分布の評価
本アプリケーションノートでは、グルコースをはじめとするモノサッカライド分子の粒子径および粒径分布の評価についてご紹介します。分子量が180 Daと非常に小さいグルコースの測定には、高感度かつ高精度な粒子解析システム BeNano を使用しました。
高性能な相関器(コリレーター)を搭載した BeNano システムにより、異なる濃度条件下でのグルコースの動的光散乱(DLS)測定を実施しました。測定に先立ち、ポリスチレン標準粒子を用いた粘度補正を行い、正確なデータ取得を実現しています。
その結果、スクロースおよびグルコースの試料において、それぞれ明確に異なる相関関数と粒径分布が得られ、単糖類およ...
鉱物系顔料の粒子径と隠ぺい力の関係
顔料の性能を左右する重要な要素のひとつに「粒子径」があります。特に鉱物系顔料では、粒子径のばらつきが隠ぺい力(遮蔽性)や発色の濃淡に大きく影響します。これは、光散乱の強さが粒子サイズによって変化するためです。
Bettersizer 2600 は、レーザー回折法により粒子径分布を高精度かつ安定的に測定できる装置です。本アプリケーションノートでは、最適な粒子径管理により隠ぺい力とのバランスを取ることで、顔料や塗料の品質を均一に保つ方法をご紹介しています。
使用機器
Bettersizer 2600 レーザー回折式 粒子径分布測定装置
対象業界
塗料、インク、顔料、コーティング材
測定対象...