セメント粉体の真密度を高精度で測定するためのガス置換法
本アプリケーションノートでは、ガス置換法(ヘリウム/窒素)を用いて、セメント粉体の密度を高精度かつ再現性良く測定する方法をご紹介します。測定には、全自動ガスピクノメーター「BetterPyc 380」を使用。ガスの種類や圧力条件の最適化を行い、多孔質材料であるセメントの真密度評価において信頼性の高い測定方法を確立しました。
製品
BetterPyc 380 全自動ガスピクノメーター
✔ ガス:ヘリウムまたは窒素に対応✔ 高精度:分解能 0.0001 g/cm³✔ 自動化による操作ミスの削減と効率化✔ 多孔質材料の密度評価に最適
測定対象
業界:建築資材/セメント/コンクリ...
アスファルトの真密度測定における自動ピクノメーターの活用
本資料では、固体および半固体アスファルトの密度測定において、全自動ピクノメーター「BetterPyc 380」を用いた測定手法をご紹介します。従来の手動操作による測定と比較して、人為的な誤差を排除しながら、高精度で再現性の高い密度測定を可能にします。これにより、舗装材料の品質管理や施工信頼性の向上に大きく貢献します。
製品情報
製品名:BetterPyc 380(全自動ガスピクノメーター)
測定対象:固体アスファルト・半固体アスファルト
測定技術:ガス置換法(ヘリウムピクノメトリー)
測定項目:真密度(体積および粉体特性)
適用業界:建材、道路・舗装材料、アスファルト研究...
Bettersizer S3 Plus によるレーザー回折と動的画像解析を組み合わせた粗大粒子評価
レーザー回折法は、幅広い粒子径範囲を迅速かつ高精度で測定できる代表的な手法として、多くの産業分野で利用されています。しかし、微量に含まれる粗大粒子(オーバーサイズ粒子)の正確な評価には限界がある場合があります。この課題に対し、レーザー回折法と動的画像解析法を組み合わせることで、より信頼性の高い粒子分布解析が可能となります。
Bettersizer S3 Plus は、これら二つの技術を一体化した独自のハイブリッド測定システムを搭載しており、粒子径および粒子形状のリアルタイムかつ定量的な解析を実現します。例えば、粗さの異なる2種類の石英粉末を用いた事例では、レーザー回折単独では捉えにくい粗大粒子...