温度および濃度変化による自己組織化界面活性剤ミセルの粒子径測定
本アプリケーションノートでは、非イオン性界面活性剤「Tween 20」およびイオン性界面活性剤「SDS」のミセル形成挙動に着目し、温度および濃度の違いが粒子径や相挙動に与える影響について、動的光散乱法(DLS)を用いて評価を行いました。
ミセルの粒子径変化は、界面活性剤の物理化学的特性や用途への適合性に深く関係しており、本測定は、配合設計や製剤条件の最適化において有益な知見を提供します。
使用機種: BeNanoシリーズ
適用分野: 化学(界面化学、材料開発 など)
サンプル: 界面活性剤ミセル(Tween 20、SDS)
測定対象: 粒子径
測定技術: 動的光散乱法(Dynamic Lig...
レーザー回折法による炭酸カルシウム粉体の粒度分布測定
炭酸カルシウム粉体は、用途に応じて異なる粒度分布が求められるため、粒度管理は品質保証における重要な工程です。
本アプリケーションノートでは、3種類の炭酸カルシウム粉体について、レーザー回折法を用いて粒度分布を測定しました。得られ代表粒径(D10, D50, D90)および分布曲線を比較することで、粉砕プロセスの品質と安定性の評価に活用できることを示しています。
測定概要
使用装置:Bettersizer ST
業界:鉱業・鉱物
試料:炭酸カルシウム
測定項目:粒子径分布
測定技術:レーザー回折法
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BeNano 180 Zeta を用いたシリカ懸濁液のゼータ電位測定
シリカ懸濁液(高濃度試料および30倍希釈試料)のゼータ電位を、BeNano 180 Zeta を用いて高精度に測定しました。全4種のナノシリカサンプルにおいて、良好な再現性が確認され、異なるバッチ間や配合処方の安定性比較を定量的に行えることが実証されました。
製品情報
BeNano シリーズ(BeNano 180 Zeta)
測定技術:電気泳動光散乱法(ELS)
対応サンプル:高濃度懸濁液、希釈液
安定性評価、バッチ間比較に最適
測定対象
シリカ懸濁液(4種類)
測定パラメータ
ゼータ電位
応用分野
化学材料の分散安定性評価
ナノ材料の品質管理・...