粉体塗料の粒子径および粒子形状解析
粉体塗料の製造において、粒子径は塗布性能や最終製品の品質に直結する重要な物性です。本アプリケーションノートでは、複数の粉体塗料サンプルを対象に、レーザー回折法および動的画像解析法により粒子径および粒子形状の評価を実施しました。
従来のふるい分けや沈降法に代わり、操作性に優れ、短時間で高い再現性をもって測定できるこれらの手法は、粉体塗料の品質管理や開発において有効なツールとなります。
使用装置:
Bettersizer 2600
Bettersizer S3 Plus
産業分野:
塗料、インキ、顔料、コーティング
測定試料:
粉体塗料(Powder Coatings...
セメント業界におけるBT-Online1レーザー回折式粒子径測定装置の応用
セメントの粒子径分布は、製品の物理的・機械的特性、コンクリートの施工性や耐久性に直接影響を及ぼします。そのため、粒子径分布を最適化することは、製品品質の向上やエネルギー消費の削減において非常に重要であり、近年ますます注目が高まっています。
本アプリケーションノートでは、BT-Online1(オンラインレーザー回折式粒子径分布測定装置)と、ラボ用レーザー回折式粒子径分布測定装置による測定結果を比較しました。異なる粉砕機の回転速度下でのセメント粒子径分布を検証するとともに、BeVision S1画像解析式粒子径分析装置により粗大粒子の存在を確認しています。
使用装置
BT-Online1(...
レーザー回折を用いたセメントの迅速なラボ粒度分布測定
効率的な仕上げ粉砕のためのレーザー回折 - Bettersizer 2600は、セメント仕様に適合させ、コストを削減するための迅速なラボ微粉分析を提供します。