レーザー回折法による粉ミルクの粒子径測定
粉ミルクの製造および応用において、粒子径は最終的な口当たりや官能特性、品質に直接的な影響を与える重要な要素です。
レーザー回折式粒子径測定装置「Bettersizer 2600」は、粉ミルクメーカーおよび関連機器メーカーにとって、製造・包装・保管・使用過程における粒子径の変化を正確にモニタリングするための有効なツールです。
また、乳製品の配合設計と品質特性の関係性をより深く理解するうえでも、Bettersizer 2600 の活用は大きな助けとなります。
製品名:Bettersizer 2600
対応業界:食品・飲料
測定対象:粉ミルク
測定項目:粒子径
測定技術:レーザー回折法...
脂肪エマルションのゼータ電位測定
BeNano 180 Zeta の電気泳動光散乱法(ELS)を用い、高濃度脂肪エマルション懸濁液のゼータ電位測定を実施しました。革新的な光学設計と短光路の折り曲げ型キャピラリーセルにより、高濃度試料でも安定かつ高感度な測定が可能であることが実証されました。また、本研究では「高濃度のまま測定したゼータ電位値は、真の値を正確に反映しない可能性がある」ことも示されており、適切な希釈操作の重要性が強調されています。特に未知の水系サンプルについては、濃度滴定実験を通じて最適な測定濃度範囲を特定することが推奨されます。
製品情報
BeNanoシリーズ(BeNano 180 Zeta)
測定技術:電気...
レーザー回折法によるSi/C複合負極材料の粒子径分布解析
次世代のリチウムイオン電池において、シリコン/カーボン(Si/C)複合負極は、その高い理論容量から大きな注目を集めています。本アプリケーションノートでは、エネルギー密度の最大化を目的とし、Si/C負極材料のタップ密度や比表面積に大きな影響を与える粒子径分布を評価します。Bettersizer 2600とBT-80N耐腐食型湿式分散ユニットを組み合わせることで、有機溶剤中における高精度かつ高再現性の粒子径測定が可能です。
測定装置
Bettersizer 2600(レーザー回折式粒子径分布測定装置)
産業分野
電池材料
サンプル
Si/C複合負極材(リチウムイオン電池用)
...