大豆飲料の均質化工程における粒子径評価 ~粒子径・粒子形状測定による味・安定性の向上~
大豆飲料(豆乳)の味わいと安定性を高めるために欠かせないのが均質化処理(ホモジナイゼーション)です。この工程では、強いせん断力をかけて、脂肪球やタンパク質の凝集体を微細化し、液体の均一性を向上させます。
ベタサイズ社では、Bettersizer S3 PlusおよびBeVision S1を組み合わせて、豆乳の粒子径と粒子形状を詳細に評価できます。これにより、脂肪の浮上やタンパク質の沈降を抑えた、より滑らかで高品質な製品づくりを実現します。
使用製品
Bettersizer S3 Plus・測定技術:レーザー回折法+動的画像解析・粒子径測定範囲:0.01~3,500μm(レーザー)/...
粉ミルクの粉体特性のモニタリング
粉体特性分析装置で粉乳の特性を検出する。このノートでは、脂肪分による脱脂粉乳と全粉乳の違いについて説明します。
動的光散乱法による粒子径測定-色濃いサンプルを希釈させる重要性
動的光散乱法による粒子径測定-色濃いサンプルを希釈させる重要性
色の濃いサンプルは、通常、強い光吸収を示し、動的光散乱(DLS)測定中の散乱光の強度低下や変動を引き起こすことが多いです。そのため、DLS測定で正確な粒子径を得るには、サンプルを適切に希釈することが重要です。
本アプリケーションノートでは、BeNano 180 Zeta Proを使用し、光吸収効果を持つ水溶液に分散した2種類のコロイド懸濁液の粒子径測定を行いました。BeNano 180 Zeta Proの精度と使いやすさにより、光吸収の影響を最小限に抑えた信頼性の高い測定結果を得ることができました。
製品: BeNanoシリーズ業...