レーザー回折式粒度分布測定による農薬品質の評価
農薬製品において、粒子径は残効性、生物活性、製剤の安定性に直接影響する重要な要素です。そのため、製品の品質管理(QC)の工程では、粒度分布の評価が不可欠となります。本アプリケーションノートでは、懸濁型農薬の粒子径分布をレーザー回折法で測定し、品質の評価を行った事例をご紹介します。
測定概要
使用機種:Bettersizer ST
対象業界:農薬
試料:懸濁剤タイプの農薬製剤(SC)
測定項目:粒度分布
測定原理:レーザー回折法
Bettersizer STは、微細粒子から粗大粒子までの粒度分布を迅速かつ正確に測定できる装置です。農薬の品質管理においては、粒度分布を把...
農薬産業におけるレーザー粒度分布測定装置の応用
レーザーアナライザーは農薬製剤を最適化し、安定した性能を発揮するために粒度分布をモニターします。詳しくはアプリケーションノートをご覧ください。
漢方生薬粉末におけるレーザー回折法による粒子径測定の研究
漢方生薬粉末の粒子径および粒子径分布は、製品の品質・溶出性・生体利用率に関わる重要な物性パラメータであり、製剤の安定性および安全性にも密接に関与します。ところが、天然由来の漢方原料は粒子形状が不規則かつ不均質であるため、測定手法によって得られる結果にバラツキが生じることが課題となっています。
本研究では、広い測定範囲・迅速な測定・高い再現性を有するレーザー回折法に着目し、同法の原理と特性に加え、漢方生薬粉末への応用可能性について検討しました。
測定対象生薬(粉末)
茯苓(Poria cocos)
黄耆(Astragalus membranaceus)
当帰(Angelica s...