医薬錠剤用粉体の流動性評価方法
錠剤化(打錠)は、固形製剤における代表的な製造技術です。その中で、原料粉体の流動性・充填性・圧縮性は、混合や搬送などの工程に影響を与えるだけでなく、錠剤の重量均一性や含量均一性といった品質指標にも大きく関与します。
本アプリケーションノートでは、粉体の流動性と充填性を評価するために、以下の物性パラメータに基づく測定を行いました。
安息角(Angle of Repose)
圧縮度(Compression Ratio)
ハウスナー比(Hausner Ratio)
これらの指標により、製剤設計や工程管理における粉体特性の把握が可能となります。
使用装置
PowderPro...
顔料製品におけるレーザー粒子径測定装置の応用
顔料製品においては、粒子径とその分布が発色性、分散性、製品安定性に大きな影響を与えるため、品質管理上きわめて重要な物性指標です。特に、粗大粒子の混入は色味にムラを生じさせる要因となり、保管中の粒子凝集は分散性や再現性を低下させる恐れがあります。
Bettersizer 2600は、顔料製造プロセスや製品保管時における粒子径および粒度分布のリアルタイム監視を可能にし、広い測定レンジと高解像度によって、すべてのバッチで安定した品質管理を実現します。
測定装置
Bettersizer 2600 レーザー回折式粒子径分布測定装置
業種分野
塗料・インキ・顔料・コーティング材関連
試料
ビスマ...
BSA溶液の粒子径・ゼータ電位・分子量測定および安定性評価
BeNano 90 Zetaは、動的光散乱(DLS)法を用いてナノ粒子の粒子径を高精度に測定できる装置です。本アプリケーションでは、代表的なタンパク質であるウシ血清アルブミン(BSA)を試料とし、異なる分散媒中における粒子径の変化を評価しました。
測定の結果、分散媒の種類により粒子径に明確な傾向が見られ、DLS法が分散状態や粒子の凝集傾向を敏感に捉えることが確認されました。また、BeNanoシリーズは高い再現性と安定性を兼ね備えており、生体分子の分散評価や処方開発において有用な情報を提供します。
さらに本測定では、得られた粒子径情報をもとに、溶液中のタンパク質の安定性評価にも応用可能である...