セメント業界におけるBT-Online1レーザー回折式粒子径測定装置の応用
セメントの粒子径分布は、製品の物理的・機械的特性、コンクリートの施工性や耐久性に直接影響を及ぼします。そのため、粒子径分布を最適化することは、製品品質の向上やエネルギー消費の削減において非常に重要であり、近年ますます注目が高まっています。
本アプリケーションノートでは、BT-Online1(オンラインレーザー回折式粒子径分布測定装置)と、ラボ用レーザー回折式粒子径分布測定装置による測定結果を比較しました。異なる粉砕機の回転速度下でのセメント粒子径分布を検証するとともに、BeVision S1画像解析式粒子径分析装置により粗大粒子の存在を確認しています。
使用装置
BT-Online1(...
コーヒーフレッシュの「ゼータ電位」とは?〜BeNano 90 Zetaを使った測定事例〜
粉末状のコーヒーフレッシュ(クリーミングパウダー)がコーヒーにしっかり溶けて、なめらかな口当たりを生むには、目に見えない「粒子の表面電荷」が深く関係しています。その指標となるのが「ゼータ電位(Zeta Potential)」です。
ゼータ電位とは、液体中に分散している微粒子が持つ表面の電気的な性質を示す値で、粒子が安定して分散できるかどうかを知るうえでとても重要です。
この測定には、BeNano 90 Zetaが使われました。
粒子の動きを光でとらえて、ゼータ電位をすばやく・正確に測定することができます。
今回の測定では、pHの違いによってコーヒーフレッシュのゼータ電位がどう変わるのかを...
リゾチームの粒子径・分子量・熱変性挙動の評価 – BeNano 90 Zetaによる測定事例
リゾチーム(Lysozyme)は、グラム陽性菌の細胞壁を分解する酵素として広く知られており、その構造の単純さと入手のしやすさから、現在でも多くのバイオ研究でモデルタンパク質として使用されています。
本アプリケーションノートでは、BeNano 90 Zetaを用いて以下の測定を実施しました:
粒子径の測定(動的光散乱法:DLS)
分子量の推定(静的光散乱法:SLS)
高温環境下での熱変性挙動の追跡
特に、BeNano 90 Zetaの高精度な温度制御機能により、加熱条件下での粒子サイズ変化をリアルタイムに観察することが可能です。本測定では、リゾチームの加熱に伴う構造変化や凝集...