レーザー回折法によるラクトース粉末の粒子径分析手法の確立
ラクトース(乳糖)は、錠剤製造における最も代表的な賦形剤のひとつです。USP(米国薬局方)では、レーザー回折法による原材料の粒子径測定に関して、装置の構造や測定原理、乾式・湿式分散法の具体的な手順、測定時に影響を及ぼす要因などについて詳細に規定されています。
一方で、特定のラクトース粉末を測定する際に、どのような分散圧を選定すべきか、また乾式と湿式のいずれを適用するべきかといった具体的なガイダンスは明示されていません。
本アプリケーションノートでは、USPおよびISO 13320に準拠した測定条件のもと、ラクトース粉末の粒子径分布を高精度かつ再現性よく評価するための測定手法の確立を目的に、...
Bettersizer S3 Plus によるレーザー回折と動的画像解析を組み合わせた粗大粒子評価
レーザー回折法は、幅広い粒子径範囲を迅速かつ高精度で測定できる代表的な手法として、多くの産業分野で利用されています。しかし、微量に含まれる粗大粒子(オーバーサイズ粒子)の正確な評価には限界がある場合があります。この課題に対し、レーザー回折法と動的画像解析法を組み合わせることで、より信頼性の高い粒子分布解析が可能となります。
Bettersizer S3 Plus は、これら二つの技術を一体化した独自のハイブリッド測定システムを搭載しており、粒子径および粒子形状のリアルタイムかつ定量的な解析を実現します。例えば、粗さの異なる2種類の石英粉末を用いた事例では、レーザー回折単独では捉えにくい粗大粒子...
画像解析式粒子径・粒子形状分析装置の研磨材分野への応用
本アプリケーションノートでは、レーザー回折法と画像解析法を用いて、複数種の研磨材に対して粒子径および粒子形状分布を比較測定した結果をご紹介します。
その結果、画像解析法は粒子径測定において優れた精度を示し、特に粗大粒子の分離能力が高いことが確認されました。これにより、粒子径分布や粒子形状(円形度、縦横比など)を製造工程で正確にモニタリングすることが可能となり、製品の粒度均一性が確保され、研磨工具の性能向上にもつながります。
研磨材業界において、画像解析法は欠かせない評価手法の一つとして、品質管理や工程管理に大きく貢献します。
使用装置
BeVision S1(画像解析式粒子径・形状分...