ガス置換法による硬質プラスチックフォームの気孔率測定
フォーム材料の選定に不可欠な「気孔率」の正確な把握へ
本資料では、硬質プラスチックフォームにおける開放気孔率(Open Cell Content)の測定に関する手法を解説しています。
使用した装置は、ASTM D6226 準拠の全自動ガスピクノメーター「BetterPyc 380」です。
本装置により、再現性の高い信頼性ある結果を迅速かつ効率的に取得でき、フォーム製品の物性評価および用途に応じた最適な材料選定に大きく貢献します。
測定対象と技術概要
製品名:BetterPyc 380
測定対象:硬質プラスチックフォーム(例:発泡ポリスチレン、発泡ポリウレタン など)
業界:樹脂...
チョコレートの粒子径分析におけるレーザー回折法の応用
チョコレートの製造工程および最終製品の品質は、粒子径とその分布に大きく依存しています。特に、なめらかな口当たりや溶解性、加工性といった物性に直結するため、微細な粒度管理は製品の高付加価値化に不可欠です。
本アプリケーションノートでは、Bettersizer 2600 レーザー回折式粒子径分布測定装置を用い、複数種類のチョコレート(ダーク、ミルク、ホワイト)について、粒子径分布を測定・比較しました。測定対象は、各国で製造された製品を含み、国や製法による粒子径の違いを視覚的に評価しています。
測定装置
Bettersizer 2600
適用分野
食品・飲料(チョコレート製造、品質管理、研究...
共重合ラテックスサンプルの粒径およびゼータ電位の評価
本アプリケーションノートでは、BeNano 90 Zeta を使用し、2種類のスチレン-ブタジエン共重合体ラテックスの粒径とゼータ電位を測定しました。その結果、いずれのサンプルもサイズ分布が狭く(モノ分散系)、かつゼータ電位が高いことから、凝集しにくい安定した分散系であることが明らかになりました。
測定装置
BeNano シリーズナノ粒子サイズ・ゼータ電位測定装置
測定方式: ・動的光散乱法(DLS)による粒径測定 ・電気泳動光散乱法(ELS)によるゼータ電位測定
高感度検出に対応
微量サンプルでも高精度な測定が可能
測定対象
スチレン-ブタジエン系 共重合ラテックス(...