ゼータ電位とは?
2023-05-25WIKI
ゼータ電位(Zeta Potential)とは?
粒子が水系中で表面に電荷を帯びると、その周囲に反対イオンが集まり、電気二重層を形成します。この層は、内側の強固なシュテルン層(Stern layer)と、外側の拡散層に分かれます。粒子表面での電気的ポテンシャルは最大となり、これを表面電位と呼びます。
粒子が液中で移動する際、液体とともに動く境界面を滑り面(Slipping plane)と呼びます。この滑り面と、界面から十分に離れた溶液内部との間の電位差がゼータ電位(Zeta Potential)です。
コロイド系では、ゼータ電位(絶対値)が高いほど系は安定しやすく、粒子は凝集しにくくなります。逆に、ゼータ電位が低くなると、ファンデルワールス力により粒子が凝集しやすくなり、フロック形成や凝固が生じる可能性が高まります。ゼータ電位の測定は、コロイド系の安定性を評価する上で有効な手段であり、セラミックス、塗料、インク、医薬品、水処理、食品や飲料エマルジョンといった幅広い分野で応用されています。

ゼータ電位を正確に捉え、分散安定性を可視化する。
理論を理解したところで、次に重要となるのが「いかに正確に、再現性よくゼータ電位を測定するか」です。
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